わが街小平 に大岡越前守屋敷にあったという白壁土蔵に出会って以来20年。
その“越前さんの蔵”のルーツを訪ねることから始まった『在りし日の範多農園』と
その所有者ハンス・ハンターについて語る機会を得ました。
『ちょっと昔の小平』と題した小平市図書館講座の3回シリーズで、その最終回
2008年12月11日に、これまでホームページで掲載した要約と聞き取り、取材の
旅のこぼれ話などをスライドショーとともに紹介しました。
その折り、また二人のハンス・ハンターに縁のある方に出会いました。
一人は“越前さんの蔵”を麻布宮村(現在の麻布十番付近)のハンス・ハンター
の別邸から小平に移築する際に左官工事をしたという長岡亀太郎さんの
次女・加藤光代さんで八王子市から駆け付けてくれました。
もう一人はハンス・ハンターの甥にあたる三室高明さんの未亡人・成子さんで
恵比寿からわざわざ来て下さいました。成子さんの姪の夏目由美子さんと。
講演会終了後、元範多農園の一角に現存している“越前さんの蔵”へ
案内して記念写真を撮りました。後日、恵比寿に三室成子さんを
訪ねて、神戸北野の高台に在りし日のハンター邸洋館の写真と
ハンター一家の写真に出会い、その複写を譲って頂きました。
それらの写真を見ていると、北野の異人館街を再訪したくなり、
桜の開花と見合わせて4月1〜3日に神戸を再訪してきました。 |
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