スコットランド・イングランドの旅 黄昏のメモリーから
   No.1
Edinburgh
2002・6/4〜6/5


世界遺産に登録されているエジンバラ市街。右奥がエジンバラ城。
 中央に聳えるのはスコットランドを代表する作家ウォルター・スコット記念塔。

◇ 歴史的な一日をエジンバラで・・・◇

スコットランドといえば、私はまずネス湖のネッシー伝説とスコットランド

民謡を思い浮かべるのですが、ゴルフ好きな友人は、ゴルフ発祥の地

セント・アンドリュースを、呑ん兵衛さんは何と言ってもスコッチ・ウィスキ

ーでしょうね。

エジンバラについた6月4日、エリザベスU世の在位50年を祝う式典が

ロンドンで開催され、エリザベス女王夫妻が金色の馬車でパレードして

いる映像が、ホテルのテレビで何度も映し出されました。

日韓共同開催によるアジアで初めてのワールドカップが開催中のことで

もありました。



        小耳にはさんだ

                  
その@  スコットランドの恥?
 エジンバラ市の中心街には深い峡谷が東西に走って

 います。その峡谷を見下ろす西側のゴツゴツした岩山

 に築かれているのがエジンバラ城。歴代のスコットラン

 ド王の居城で、岩山そのものが要砦でキャッスル・ロ

 ックと呼ばれています。相対して東に位置しているの

 がカールトンヒル(海抜110m)です。

 カールトンヒルに聳えているギリシャ遺跡に似た建築

 物は、19世紀初頭、ナポレオン戦争で亡くなった兵

 士を顕彰して建築されていましたが、資金難で未完

 成のまま終わった残骸だそう。スコットランド人のケチ

 ぶりを物語り、"スコットランドの恥"だともっぱら…。
カールトン・ヒルに立つギリシャ神殿風建造物
 
 
そのA 150歳の現役!ハーフ・ムーン砲台

    ハーフ・ムーン砲台&エジンバラ城砦
 6世紀には最初の城砦が出来たというエジンバラ城

 の一角で、1851年から午後1時に空砲を響かせて

 きたハーフ・ムーン砲台。18ポンド砲が市街地をに

 らんでいました。


 この砲台から見下ろすエジンバラの街並みは、世界

 遺産に登録されているだけに、さすが!さすが!歴

 史的建造物が建ち並び、中世から近世にタイムス

 リップ!!
その一角ブロディクロスにはR.L.スティー

 ブンソンの有名な小説「ジキルとハイド氏」のモデル

 となった人物が営んでいた店舗も『セルティックロッ

 ジ』というパブとして現存していました。




 パブとして使われているジキルとハイド
 
 氏のモデルとなった人物の店舗に、小さ
 
 な説明板が。当人も昼間は町の名士で、
 
 夜間になると強盗狼藉を働き二重人格
 
 者だったそうです。

そのB  エ−ッ!女王様がお忍びで城外のお風呂へ?
ホリールード宮殿正門。一角には
王室のアートコレクションを展示し
たクイーンズギャラリーも。

カールトン・ヒルの下にあるルネサンス様式の優美なホリールード宮殿
は、現在もエリザベス女王がスコットランドを訪問される時には滞在。

HolyRoodは聖なる十字架を意味し、元々はホリールード教会のゲス
トハウスで、1501年ジェームスU世がイングランドから妃を迎える時に
改装して以来、スコットランド君主の居城として使われてきたそうです。

スコットランド女王として数奇な運命をたどった末に処刑されたメアリー・
スチュアート(在位1542〜67) がお気に入りだったというBathhouse
は宮殿の建物から500メートルほど離れた芝生のはずれに、侘しくポツ
ンと建っていました。煉瓦造りですが、一見掘っ建て小屋風!女王様
が入浴されるにしては、余りにも小さく粗末でした。最近の日本の建売
り住宅より狭く、極端に窓が小さく少ないのは、覗き見防止のため?

それにしても広大な宮殿にバスルームがなかったのかしら…と、
ツアー
仲間でひとしきり話題に。華麗なコスチュームの女王がトコトコ入浴に
通っていた姿を想像するのも愉快でした。


そのC ホリールード宮殿正門に黄金の
花房がユ〜ラユラ!

  
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ホリールード宮殿前の金鎖
&カールトン・ヒルの金鎖

藤の花にそっくりだが、黄金色に輝く花房をいっぱいつけた樹木が

ホリールード宮殿前にもあり、日本ではあまり見かけない花なので

ガイドさんに名前を尋ねたところ、金鎖(キングサリ)とのこと。まさに

金鎖そのものの花房に感心して帰国してから図鑑で調べたところ、


  
☆「きんぐさり」  まめ科  原産地 ヨーロッパ
    中南部  ヨーロッパではたいへんにポピュ
    ラーな春の花木 有毒植物で、中国名では
    毒豆と書く 別名 キバナフジ キンレンカ


英語ではずばりgold chainと呼ばれていますが、別名のキンレンカ

と同名の草花もあり、欧米の児童文学や詩によく登場するのは、こ

の樹木のキンレンカででしょう。

初夏の風にユラユラ揺れている姿は、優雅ですが、毒を隠し持って

いるとは!
まさに綺麗な花には毒がある!!
    

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