小平市玉川上水を守る会編

                                                     2006年7月26日更新

昭和49(1974) 7月20日:結成総会と中村龍一氏(小平市文化財保護委員)の講演会「玉川上水の歴史」を開催9月15日:会報ゼロ号(創刊号)を発行9月27日、大島小平市長に @玉川上水を将来とも暗渠化、下水道化しない。A分水の保存、上水の緑化積極化を要望1123日、公民館と共催で作家・杉本苑子さんの講演会「玉川上水を語る」を開催。
昭和50(1975) 2月1日:会報第1号を発行3月10日:東京都に@玉川上水の将来ビジョンA歴史環境保全地域の指定B崩壊防止対策C周辺樹林の買上げを要望5月11日:上水研究家・堀越正雄氏の講演会「玉川上水史話」と総会開催8月29日:小平市議と懇談会開催。
昭和51(1976) 6月12日:大島小平市長と懇談、文化財指定の働きかけを約束12月5日:地方紙研究家・伊藤好一氏の講演会「玉川上水と沿岸の人びと」と総会開催。
昭和52(1977) 2月4日:蚕糸研究所跡地を玉川上水と一体化の自然環境にと大島小平市長に要望5月23日:小平運動公園計画についての要望書を都に提出9月25日:住民連絡会結成。中央公園を「自然のままの公園に」と小平市長に意見書提出。
昭和53(1978) 2月25日:上水上流の工事による水流ストップで水棲動物、植物の悪影響を懸念、流水策を都知事に求める要望書提出6月3日:玉川上水の史跡指定について都責任者と懇談会7月2日:教師・坂上洋之氏の講演会「羽村と水番人」と総会を開催。5周年記念会報発行1125日:新堀工事方法の改良を小平市に申し入れ、一部変更される。
昭和54(1979) 4月8日発行の会報第6号で小平市議立候補者会員に行った「玉川上水の保護回復についてこう考える」アンケート結果を大特集7月29日:小平市俳句連盟会長・松田銀治氏の講演会「古文書に見る上水建設時の農民の暮らし」と総会開催9月14日:都市計画道路「223号」建設に伴う玉川上水の一部暗渠化に反対する意見書を武蔵野市長あてに提出1115日:「玉川上水の将来展望」について市当局と懇談、国の文化財指定促進等申し入れる。
昭和55(1980) 7月20日:会員と市民、市議による「玉川上水懇談会」と総会開催1010日:三鷹市の「玉川上水の環境を守る会」と合同野外ゼミ開催。
昭和56(1981) 7月26日:元立川市教育長砂川昌平氏の講演会「砂川家と玉川上水」と総会開催。
昭和57(1982) 2月1日:「玉川上水を守る三鷹住民会議」と懇談、都に合同要望書提出を決定7月18日:郷土史家・皆木繁広氏の講演会「小金井桜と小次郎」と総会開催9月19日:雑木林保存、買上げを大島小平市長あてに要望。
昭和58(1983) 7月17日:遺跡調査委員・田中次郎氏の「郷土の風物ビデオ」鑑賞、創価高校生物部「玉川上水の植生研究」報告と10周年記念総会を開催7月「玉川上水の野草」第1集刊行。
昭和59(1984) 4月9日〜13日:「甦れ玉川上水展」開催▽6月25日:上水補修工事で鈴木知事に要望書提出7月29日:小平市社会福祉協議会会長・斉藤勇輔氏の講演会「小平の今と昔」と総会開催
昭和60(1985) 3月:「玉川上水の野草」第2集刊行7月21日:作家・山本和加子さんの講演会「青梅街道・・江戸繁栄をささえた道」と総会開催10月:当会から上水への原水放流要望に対して、都から「原水あるいは処理水・原水ブレンド方式は困難」と回答書。
昭和61(1986) 7月27日:都議、市議らのよる「玉川上水シンポジウム」と遊々亭迷々丸の新作落語「玉川上水」と総会開催8月27日:玉川上水通水記念式典1120日:「汚染のない玉川上水を願う」署名を「玉川上水を愛する住民連絡会議」として鈴木都知事へ共同提出。
昭和62(1987) 4月19日:東京農工大教授・小倉紀雄氏の講演会「玉川上水の水質について」と総会開催。
昭和63(1988) 5月1日〜7日:「玉川上水とのふれあい展」を開催
平成元年(1989) 7月16日:ホタル研究家・田中次男氏の講演会「玉川上水とホタル」と総会開催。
平成2年(1990) 4月15日:商大橋改修工事に自然保護の視点をと小平市に要望書提出6月16日:玉川上水の水質改善、崩壊防止、文化財指定促進を都に要望7月15日:小平南高教諭・角田清美氏の講演会「玉川上水と水喰土」と総会開催。
平成3年(1991) 7月14日:教師・小坂克信氏の講演会「玉川上水と分水」と総会開催。
平成4年(1992) 6月5日:玉川上水草刈に改良をと都西部公園事務所に申し入れ7月19日:食文化研究家・村野栄子さんの講演会「水にこだわり続ける日々」と総会開催。
平成5年(1993) 3月7日:北多摩自然環境連絡会が結成され会として参加▽3月25日:喜平橋〜商大橋間の上水歩道拡張工事が環境保護への配慮を都西部公園緑地事務所に要望書提出6月24日:都の環境保護団体20団体連名で玉川上水の史跡指定と清流復活を東京都に要望7月18日:カメラマン・渡辺幸子さんの講演会「私と玉川上水」と総会開催。
平成6年(1994) 3月:「玉川上水の野草」第3集刊行7月20日:会結成20周年を迎える。会報「20周年特集号」を発行。
平成7年(1995) 1月17日:北北建と五日市街道遊歩道拡張工事について打合わせ開始1月29日:「玉川上水を語る集い」於上水本町地域センター8月17日:自生野草保護の住民活動に対する協力要請書を東京都環境保全局山田元一部長宛て提出。市長、教育長添付書9月20日:山田元一部長名にて保護活動に協力する旨回答あり9月20日付小平市報に「自生野草保護観察ゾーン」の設置について掲載。自生野草を守り育てる会発足。1029日:下水道記念館にて小平市野鳥と緑の会・久我林三氏「玉川上水の野鳥」講演と総会。
平成8年(1996) 3月4日:鳥井守幸氏代表世話人に5月16日:「都市計画道路3・3・8号線」について陳情書を市議会へ提出7月28日:東京都環境保全局保全課長・野口駿氏「玉川上水と行政」講演総会開催。
平成9年(1997) 7月27日:写真家・桜井保秋氏「玉川上水の野草たち」講演と総会開催9月9日:土木学会全国大会研究討論会で「土木文化財としての玉川上水」のシンポジウム開催(中央大学多摩キャンパス)鳥井代表出席1112日:歴史環境保全区域指定に伴う保全管理指針に関する本会の意見要望書を東京都へ提出。
平成10(1998) 7月26日:都環境保全局保全課・木田修氏の講演「玉川上水の歴史環境保全区域指定に向けて」と総会開催。
平成11(1999) 3月19日付:東京都公報349号告示、玉川上水東京都条例による歴史環境保全地域指定7月25日:東京都環境保全局保全課・木戸徳治氏の講演「玉川上水の地域指定と景観の基本軸」と総会1113日:指定に伴う保全管理に係る「緑の保全検討会」として試行区間に関する地域住民との協議及び現場立会い。
平成12(2000) 6月3日:自生野草守り育てる会活動に市民ボランティア募集、応募45名。上水本町地域センターにて説明会開催7月16日:動植物研究家・高槻成紀氏「生き物たちのみた玉川上水」講演と総会9月4日:地域住民要望による樹木剪定手法について東京都水道局担当者と小松橋付近措置方法を事例にその改善と善処方を交渉1027日:小平市・立川市担当者と環境局保全課との緑の保全検討会
平成13(2001) 7月29日:みずみち研究会代表・神谷博氏「湧き水から水みちそして玉川上水」講演と総会10月1日:緑道防護柵について今年度改修内容について協議。
平成14(2002) 6月25日:緑道防護柵の年度予定区間について協議7月28日:北里大学名誉教授・恩田政行氏「玉川上水失敗堀綺譚と出典」講演と総会9月3日:緑の保全計画の進め方について小平市と協議都環境局への申し出を依頼。
平成15(2003) 1月7日:玉川上水350周年と世界遺産へ向けた取り組みについて沿線保護団体と協議3月9日:緑道保安柵工事に伴う植栽作業ボランティアを実施6月3日:文化庁文化財部記念物課・山下信一郎技官を訪問、玉川上水の史跡指定について、その経緯と指定後の施策の変化等に関する事項を聞く7月27日:元都水道局総務部長・小泉智和氏「玉川上水ぶらり散歩」講演と総会8月27日付官報告示玉川上水を文化財保護法に基づく史跡と指定。
平成16(2004) 7月20日:結成30周年を迎える9月26日:玉川上水開削350年・史跡指定記念『玉川上水と[玉川兄弟]を語る』杉本苑子講演会開催。『玉川上水事典』発刊。
平成17(2005) 3月30日:小金井橋架替えに伴う現地立会い6月14日:ヒコバエなどの刈り取り作業、旧小川水衛所〜鎌倉橋 久右衛門橋〜東鷹の橋
8月
24日:鎌倉橋〜小松橋間のフェンス取替え工事打ち合わせ9月25日:第31回総会を小川公民館で開催。『小川用水と水車』をテーマに小坂克信氏の講演、緑の保全計画に取り組んできた経過の説明と資料配布など11月25日『玉川上水にこもれ陽を呼ぶ会』発足の打ち合わせ。
平成18(2006) 1月20日:玉川上水保存計画策定に関する委員会(略称:玉川上水策定委員会)を都庁にて開催3月11日:第13回都・区・市連絡協議会。管理計画により西東京市内くぬぎ橋左岸上流及びもみじ橋の小金井桜の車両通行障害のため越境枝除去28本、剪定39本3月15日:苗床どんぐり広場よりクヌギ15本、ムラサキシキブを久右衛門橋〜鎌倉橋左岸に移植5月12日:公募による自生野草保存ゾーン観察会開催5月14日:恒例のグリーンフェスティバルに参加。盆栽鉢や提供品の皿類の販売収益9,200円5月25日:玉川上水現場観察。山本緑環境部保全係、林担当、境上水場及び水道局上水課担当他出席6月30日:第4回玉川上水策定委員会開催7月20日:くさぼけ橋〜いこい橋の新堀用水左岸に外灯新設の現場立会い。
(作成:鳥井 守幸、庄司 徳治)
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