八重のドクダミ (どくだみ科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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特有の匂いと旺盛な繁殖力で敬遠されがちなドクダミだが、八重咲きの花はあまり知られてない。 その八重咲きを梅雨シーズン半ばに小松橋付近の新堀用水べりで見かけた。 草丈は30〜50センチぐらい。葉や茎はドクダミと全く同じで特有の臭気も変わらないが、小さなおしゃもじ型の白い総苞が数段重なった頭花の径は3センチぐらいだ。 いわゆるドクダミの変種だそうで、花そのものはトップの黄緑色の粒状の集合体で花らしくないが、触ると花粉がかすかに飛散する。根茎で殖えるのもドクダミと同じだが、通常のドクダミが近くにあると、原種に戻ってしまうらしい。 ドクダミは毒矯め=毒消しの意味で、古くから十薬と称して消炎や利尿剤、葉はおできや化膿止めに用いられてきた。 |
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