キクザキイチゲ (きんぽうげ科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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今春もキクザキイチゲが茜屋橋上流でいち早く開花していた。ほのかなラベンダー色の花をつけている株と、純白のアズマイチゲとほぼ同じように見える株が見られる。 昨春まではアズマイチゲのつもりで写真を撮っていたが、ラベンダー色も白花も葉が茂り、切れ込みも深いので図鑑で調べてみたところ、キクザキイチゲ(菊咲一華)らしい。 アズマイチゲも菊咲一華も茎の頂部に一輪の花を咲かせることから名前に“一華”と付けられているが、東一華がキク科の多年草であるのに対して、キクザキイチゲはキンポウゲ科の多年草。 白もしくは淡いラベンダー色の花びらに見えるのは萼片で、陽が射してくると10〜13枚の萼片を精一杯広げた花径は4センチあまり。比較的大きな花冠のわりに地面すれすれにひっそり開花しているので、人目にはつきにくい。それが幸いして上水堤でも生き延びているのかもしれない。 低山や林地の中などを好み自生している。図鑑によると青花と白花があるとのこと。 |
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