かつて”夏の外務省”と称された中禅寺湖畔「西六番別荘」跡で、今秋も
「ハンス・ハンターを偲ぶ会」が催されました。中禅寺湖畔でも最高気温
が27度を上回る日が続いた残暑もおさまり、シロヤシオツツジの五葉が
色づき始めていました。

同別荘のシンボルであった暖炉の前に約20名が集まり、恒例通り紅白の
蘭を献花。日蘭修好400年記念と銘打った焼酎KUROSHIMAの封
を切って献杯も!

昭和22年(1947)9月24日、64歳でハンス・ハンターが他界して65年。
命日にあたるこの日の午後3時、関西日本ラトビア協会理事の池田裕子さん
も西宮市から訪れて、ラトビアの銘酒をハンター氏の暖炉に供えて、両国の
友好が90年以上にわたり、ハンス・ハンターにも関心を寄せているとのこと
でした。

ハンス・ハンターも大正末期から大戦直前まで、ラトビア領事を努めておりま
した。池田さんのお話ではベーテリス・ヴァイヴァルス在日大使も中禅寺湖を
訪れたいと話しておられるそうです。実現すれば、ハンター氏が「西六番別
荘」で望んでいた国際交流が復活する運びになるかもしれません。


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