ランカシャ地方を経てチェスターへ

黄昏のメモリーから
   No.3
独特の木組みの建物の調和が素晴らしい


Chester

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6月8〜9日


湖水地方グラスミアのホテルを午前8時頃に発って、ケンダル、ランカスター、

プレストン…など、一度は耳にしたことがある都市を風のように通過しなが

ら、中世の騎士でも現われそうな街並みのチェスターへ。

格安団体ツアーの宿命で、ただただ表面的な見学に終わりましたが、ハイ

ウェーの両サイドに広がる田園風景の見事さ、その所々に点在している集

落や町はそれぞれ独自のスタイルと趣きを持っており、英国のカントリーサ

イドの景観に、国の豊さはGDPだけでははかれないと思いました。

英国病とか斜陽の老大国などと侮れないのでは?



アルバム@   ペデストリアンデッキの元祖?


  
中世の街並みそのもののチェスター中心地クロスで。

ハーフティンバー様式と呼ばれる木組みの壁面の意匠が圧巻!

14世紀に造られた当時から、各建物の2階バルコニー部分が

いま流行のペデストリアンデッキになっていたのはオドロキ!


白壁に黒塗りの柱を半分埋め込んだハーフティン

バースタイルの建物が軒を連ねるチェスター中心街。

建物ごとに幾何学模様に変化がありますが、高さは

4〜5階建てに統一されて調和が見事です。



店舗はオールドスタイルですがウィン

ドーには、最新のファションが!

新旧の取り合わせが面白い!!




 
ヴィクトリア女王(1819〜1901)の即位

60年を記念して、城壁のイーストゲート

に建造された時計塔。同女王は1837

年〜1901年まで64年間在位。エリザ

ベスU世在位50年を祝って金ピカにお

色直しされれていました.


アルバムA  ローマン・ハーバー城壁ウォーク

ローマン・ハーバー城壁

西暦一桁時代、ローマ帝国はイングランドのほぼ全域も支配。その最大の遺跡は
スコット人の侵入を防ぐために、イングランドとスコットランドの国境に沿って、

築かれたハドリアヌス長城約117キロでしょうが、チェスターもローマ軍が城壁を築
いて拠点としたのが、町づくりのそもそもで、中心街は現在も重厚なローマン城壁
に囲まれています。全長3.2キロで城壁の上も歩道になっており、市街地を
俯瞰しながら歩きました。


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