2008年5月28日〜6月3日
そのC いよいよプリンスエドワード島へ 
 
 
ルーネンバーグを後にして一行のバスは北上。対岸にあるプリンスエドワード島へ渡る
カリブーのフェリーポートへ。乗船したのは午後4時過ぎでした。プリンスエドワード
島の中央部突端のウッドランド間を1時間半おきに運航しており、乗船時間は75分。
乗船前に現地ガイドの桑原さちさんから「プリンスエドワード島の観光シーズン6〜8
月は雨か曇りか霧の日が80%なんで…」と予防線を張られてしまった。参加者17名の
うち男性はわずか1名。残り16名のいずれ劣らぬアンのファンたちの顔が一瞬曇った!


 ノーザンバーランドフェリーはかなり大型船でラウ
 ンジはゆったり。ドリンク・カフェコーナーのアイ
 スクリームがお奨めだそうですが、天候が気になっ
 てデッキで吹き飛ばされそうになりながら、海原と
 空をにらんでいました。
 空も海も目が痛くなるほど蒼いが、行く手には雲が
 モクモク。「ウッドランドに着く頃は雨になるやも
 …先週のツアーは3日とも雨でした」とガイドさん。
 再び観光バスのシートに戻って、フェリーを下船。
 “アンの赤毛”を象徴するようなプリンスエドワード
 島の赤い土が車窓に広がった途端に、窓ガラスに雨
 が突進!しかし、数分後には日差しが明るくなり、
 「あれ見て!虹よ!」と、車内から歓声がわき上が
 った。「プリンスエドワード島で虹が見られるなん
 て、私たちを歓迎してくれてるのよ!」。小説の舞
 台となっているキャベンディッシュのモーテルに着
 いたのは 夜9時半を回って辺りは薄墨色でした。