2008年5月28日〜6月3日
 そのD キャベンディッシュのブライトモーニング 
 『赤毛のアン』の原題はANNE OF GREEN GABLES。GABLESは直訳すれば破風ですが
キャベンディッシュをモデルにしたアヴォンリー村の人々はクスバート老兄妹二人暮らし
の家を“緑の屋根の家”と通称していたようです。そのクスバート兄妹は働き手の男の子を
望んでいたのに、手違いで11歳のか細い少女アンが孤児院から送られてきた騒動から、
この物語は始まります。
L.M.モンゴメリの伝記によると、新聞記事からヒントを得て小説に。事情を察して
GREEN GABLESで不安な一夜を過ごしたアンですが、翌朝目覚めると
Don't you feel as if you just loved the world on a morning like this ?
窓から明るい陽射しが降り注ぎ、辺り一面を満たしている光景にワクワク!
宿泊先は物語に登場する長老派教会やグリーンメドウに森を貫く赤土の坂道、そして
モンゴメリの働いていた郵便局や旧家跡、彼女の墓地も目と鼻の先にあり、草の茂
みには野イチゴの花が白い星のようで、私もアンのように素晴らしい朝を!