イングランドで一番美しい村
Cotswold District  バイブリ−
Photo Album 2    Bibury

ボートン・オン・ザ・ウォーターから観光バスで1時間ほどでバイブリ−へ。

“イングランドで一番美しい村”とか、“コッツウォルズで一番有名な村”

という形容詞を裏切らない村でした。観光客も多いのに、どうしてこの

ように澄んだ流れが保たれているのでしょうか?!


バイブリ−村のハートになっているコルン川。この近くに湧水がコンコンと

涌き出て透き通るよう!芹に似た湿生植物や水草が生き生きとして目

を癒してくれました。 コルン川に面して建っているのが鱒料理で有名な

スワンホテルです。この村のシンボルで、秋になると壁面にからまってい

る蔦が真っ赤に燃えるそうです。


澄んだ鏡のようなコルン川に
 見とれて 
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14世紀に羊小屋として建てら
れたアーリントン・ロウの家並み
ライムストーンの家並みが続く
バイブリ−村

          日本人として恥ずかしい思いを・・・


コルン川を覗いて見ると、鱒が悠々と泳ぎまわり、白鳥や鴨が水浴びをし

ていました。白鳥が羽を休めている草地の向こうに見える一際古い家並

は、アーリントン・ロウと呼ばれる一帯でした。14世紀に羊小屋として建て

られたそうですが、17世紀に羊毛産業が栄えてくると作業場と住居も兼

ねられるように改築され、現在も人が住んでいます。


タイムトンネルをくぐり抜けて、500年以上も昔に引き戻されたような夢気

分に浸っている時、騒がしい一団がバスから下りて来ました。周囲の風景

には目もくれず、大声でわめき、道路脇にしゃがみ込んでコミックを広げて

いる姿に、現実に引き戻されてしまいました。 彼等が口にしていたのは紛

れもなく日本語でした。

その一団の行儀の悪さったら!関西の私立高校生で、国際交流・海外

体験ツアーの途中だそうですが、何を体験しに来たのだろう…と首を傾げ

てしまいました。最近の若者ですから茶髪金髪ぐらいは大目に見ても、低

俗なお笑いタレントの口真似をしては駄洒落を飛ばして、自分たちだけの

会話に熱中していたのには、耳もふさぎたくなりました。 90万円もかけて1

カ月間で、6カ国も回って来たそうです。同じ日本人として恥ずかしくなりま

した。



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