イングランドの温泉保養地 黄昏のメモリーから
   No.6
             バース     6月10〜11日
Photo Album 4
2000年前ローマ軍によって造られた浴場跡。

5世紀にローマ軍が撤退した跡は破壊され地中に埋もれていた浴場施設が
1880年に発掘され、現在はローマ浴場博物館に。入浴は禁止されて
いますが、手を浸すと温かい。


お風呂の語源になった町バース


コッツウォルズ地方を駆け足で回って辿りついたバースは、それまでの町や村

とは全く趣きの違った町でした。バースはイギリス国内で唯一温泉が涌き出

る町で、紀元1世紀前後からローマ人
によって町づくりが行われ、入浴習慣

のあったローマ人は豊富に涌き出る温泉を利用して、多くの浴場施設を設

けたそうでお風呂bathの語源にもなっています。

バース市街の中心部にもエイヴォン川が横断していますが、シェクスピアの生

地ストラットフォードを流れているエイヴォン川とは別の川だそうです。 ちょっと

紛らわしいのですが、バースの町はエイヴォン川沿いの丘陵地帯に階段状に

広がり日本で言えば熱海のような坂の町。バース・ストーンと呼ばれる乳白

色の石でできた建物群は圧巻でした。ローマ浴場とともに世界遺産に登録

されています。



英国人も実はお風呂好き!



温泉の評判を聞いてヴィクトリア女王も、
お忍びでバースにしばしば逗留したとか。

ローマ人によって温泉保養地となったバースですが、

それ以前は溢れ出てくる温泉はエイヴォン川に垂れ

流しされていたそうです。現地のブリティン人もローマ

人によって温泉の効用を知り、利用するようになって

いましたが、6世紀に入ってきたサクソン人によって

入浴施設は破壊され地中深く埋もれてしまっていま

した。19世紀になって、ローマ人の浴場施設跡が発

掘されると、英国人たちの間で温泉ブームが再燃!


 

バースのリゾート開発で出現した斬新なテラスハウス
   ロイヤル・クレッセント


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三日月型の建物東端の一番地はナンバー
ワン・ロイヤル・クレッセ ントと呼ばれ
て、ミュ
ージアムになっていました。

小さな温泉町だったバースも18世紀から100年

足らずで大リゾート地になり、乱開発されるまま

になっていたのを町の有力者 ジョン・ウッド親子

が7年の歳月をかけて1774年完成したリゾート

マンション『ロイヤル・クレッセント』。 バーススト

ーンで三日月型に建造された斬新な デザイン、

テラスは114本のイオニア式柱でできており、当

初は上流階級の別荘として使われ、現在も約

30世帯が住んでいます。

  


バースの街角で見かけたストリートエンタテイナ-
 チゴイネルワイゼンが路地裏
  に流れて!
 改装工事中だったバース
 寺院の前でパンとマイムを。
お人形そっくりでした。

 おやおやバースにも酔っ払いが!
  正体もなく 伸びている主人の傍ら
  で2匹の犬もすやすや 気持ちよさ
  そうでした。


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イングランドでよく見かけたFox gloves