江戸・承応期に開削されて以来350年余、江戸・東京の市中に多摩川の清涼な水を
送り続けて武蔵野の新田開拓を促し、今日のマンモス東京を築いてきた玉川上水。

羽村の取水口からかつての四谷大木戸まで約43キロの水路の一部小平監視所まで
12キロは、まだ現役の導水路として活躍しており、監視所から下流約18キロにも
再生水の流れを見ることができるため、その両岸の堤には400種を超える草木の花
が四季を彩っております。

そうした花の蜜を求めて飛び交う蝶たちの姿も、私たちの目を楽しませ、植物たち
の生息・繁殖に役割を担っています。また従来から居ついていた野鳥は減少してい
るものの、本来は山に住む鳥たちが環境の変化により、玉川上水の木立に移住した
り、渡り鳥が一時羽休めに立ち寄るケースも増えているそうです。

さて、どのくらいの蝶と野鳥の仲間たちが観測できるでしょうか。『玉川花鳥会』
会長の紺野文平氏がここ10年近くかけて撮影した蝶と野鳥たちの素晴らしいショ
ットと観察メモを…。
玉川上水の蝶43選  玉川上水の野鳥56選
   
2009年7月10日 3種追加して43選に  2009年3月28日 5種追加して56選に

2008/07/07開設 
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