タマアジサイ (ゆきのした科) | |||||||||||||||||||||||||||||
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紫陽花が色あせ始める頃、上水の鎌倉橋から商大橋にかけての堤で、群れを成しているタマアジサイの蕾が日々膨らんでくる。 宝珠のようなふっくらとした蕾を見ていると、どんなきれいな花が咲くのだろうと歩く楽しみが増えた。 梅雨明け間近に数輪開花しているのを見つけた。淡い青紫の房状の花の周囲に白い4弁の花がチラホラして、ガクアジサイ(額紫陽花)に似ている。 蕾のときに想像していたより一見冴えなかったが、アップして見ると繊細で華やかだった。図鑑によると房状に咲いているのを普通花と称し、周囲に3〜5個開花しているのは装飾花と呼び、装飾花は花弁状に変化した萼片だそうだ。 細かい花が房になっている普通花は虫に好かれるのか、アリマキのような小虫にたかられ、折角開花しても哀れな姿になっているのが多い。 蕾のとき丸い球になっていることからタマアジサイと命名された落葉低木で、ガクアジサイやヤマアジサイと同じ仲間である。 |
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