タケニグサ (けし科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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通常は草丈2メートルに及ぶことの多いこの草は、上水の土手では樹木との関係もあってか丈50〜60センチぐらいで、他の野草仲間と溶け込んでいる。 枯れ茎が竹に似ていることから、その名がついたといわれるが、イタドリと同じように茎がたくましく、茎の中は空洞になっている。 チャンバギクという別名は、その葉が長い柄を持ち、菊の葉の形をしていることからのようだ。 茎の先端が多数に分岐し白い小花を密集させて咲く。茎も葉も白っぽい特有の緑色をしている。 晩秋になると、この花からできた実は堅くなり、振ってみるとカラカラと音を立てる。 タケニグサの茎を傷つけると黄褐色の汁が出るが、その汁の垂れる茎を相手にチャンバラよろしく、木の棒で切りまくって遊んだ幼い日を懐かしく思い出す。 |
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