セリバヒエンソウ (きんぽうげ科)

1センチそこそこの小さな花だが、春から初夏にかけて小鳥が飛んでいるような姿をしているセリバヒエンソウも上水堤で見かけるようになった。

中国原産のキンポウゲ科の一年草で、このユニークな姿をした野草が日本に入ってきたのは明治時代だといわれている。

各地の草原や林間の日当たりのいい路傍に生えるが、関東で多く見かけられるとのこと。

草丈は15〜40センチ、茎葉は2〜3回3出の複葉で、小葉が芹の葉のように細かく切れ込んでいることと、花の姿から和名は芹葉飛燕草。英名はラークスパーでツバメでなくヒバリになっているのも愉快!。

花は直径1.5〜2センチくらい。長い柄があって2〜3個の花がついている。細長い花びらのように見えているのは萼片で5枚、そのうちの1枚は後ろの端が燕のシッポのように長く突き出て距(きょ)になってる。

花弁は4枚、萼片より短く形もいわゆる花弁という感じではない。多くの帰化植物があっという間に勢力を拡大しているが、このセリバヒエンソウは優しげで、遠慮がちに咲いている感じもする。

花 期
春 3〜5月 夏 6〜8月 秋 9〜11月 冬 12〜2月

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