中央公園付近の上水堤で思わず「あった!」と声に出ててしまったこの花。
ジュウニヒトエを見つけた喜びで帰宅して図鑑を調べたところ、自生のジュウニヒトエとは色も姿も違ってがっかりさせられた。
図鑑によるとヨーロッパから中央アジア原産の多年草でグランドカバーとして多く栽培されている園芸種のセイヨウジュウニヒトエとのこと。
在来野生種のジュウニヒトエ(十二単)と同じシソ科で円錐形の唇弁型の花が段咲きになる点は似ているが、花の色が鮮やかな青紫色で自生種に比べ華やかだ。
淡紫色や白、ピンク系もあり、別名はセイヨウキランソウ、園芸店ではアジュガとも呼ばれている。
葉や茎に軟毛が目立つキランソウも上水堤にあるらしいが、まだお目にかかっていない。
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