オヒシバ (いね科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メヒシバと並んで日本全国の畑や路傍で夏から秋にかけて繁茂し、農地では厄介もののオヒシバ。 メヒシバに比べて葉も花穂も太めで強健なイメージから、和名は雄日芝。日芝は強い日差しの下でも盛んに茂ることによる。チカラグサの別名もあるように引き抜くのは力仕事だ。 茎は平たく30〜80センチで直立または斜めに伸び、花序は夏から秋にかけて茎の先端に扇の軸を広げたように3〜6本つき、それぞれに小穂が斜めにぎっしり行列している。 花穂が四方六方に広がって風になびき、接写しにくく泣かせられた。たかがオヒシバ、されどオヒシバで手こずる相手であった。 メヒシバ同様に抜かれても踏まれても、どっこい生きている。その力強さには感心してしまう。 |
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