ムラサキカタバミ (かたばみ科) | |||||||||||||||||||||||||||||
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梅雨明けの頃、フェンスからちらりと顔を覗かせムラサキカタバミに出会った。花びらの外側から内に向けて淡紅色がグラデーションになっており、繊細な美しさを見直した。 生命力が旺盛で至る所で見られるので、雑草扱いをされているが…。 昼開性の植物で曇りの日や夜には,花を閉じてしまう。草丈は20〜40センチ、ハート型の葉も夕方には閉じて、半分食べられてしまったように見えることから片喰と名づけられたという。 南アフリカ喜望峰付近が原産で、江戸末期に観賞用として持ち込まれたのが、関東以西では野生化している。 似たものが多く、花の色が濃いめのイモカタバミ、園芸種のハナカタバミ(花酢漿草)など。因みにイモカタバミは根がイモ状の塊茎。ハナカタバミは全体に大型で、葉柄や花茎に微毛が密生する。ベニカタバミは葉の表面に光沢がある。 |
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