ムクゲ (あおい科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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7月初め頃から毎朝開花しては、夕方には萎んで翌朝には落花しているムクゲ。フヨウ(芙蓉)やハイビスカス、タチアオイなどと同じアオイ科の仲間で一日花だが、盛夏にも元気に次々と開花して花期は長い。 上水堤でもくぬぎ橋下流に、純白と白地に底紅を刷いたムクゲが競って咲いている。ソウル五輪以来、韓国の国花として広く知られるようになったが、中国とインド原産の落葉低木である。 花期が長いため朝鮮語では無窮花(むきゅうか・ムグンファ)と呼ばれ、ムクゲの名は無窮花または漢名の木槿の音読みとのこと。 ことにフヨウとは花の姿形もよく似ているが、フヨウの葉は片手を広げたように幅広で茎の上部が5〜8本に枝分かれして、その先端に花を。ムクゲの葉は細めで互生し、粗い不規則な鋸歯が。 花は5つの花弁の中心に大きな雌蕊とこれに付着した雄蕊が多数ある。淡い紫色やピンクとそれらに底紅を刷いた品種の他、八重咲きなどの多数の園芸品種があり、庭木としてよく見かける。 |
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