マルバルコウソウ (ひるがお科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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9月半ば過ぎた頃、桜橋上流と商大橋付近のフェンスにからみついていた朝顔型の小さな赤い花を咲かせていたのはマルバルコウソウ。 花の直径は1センチ前後でロートの筒部分は2〜3センチくらいの、ひるがお科の蔓性植物である。 この時期に目立つ野草の一種で、熱帯アメリカが原産地。江戸時代に観賞用として持ち込まれたのが野生化したという。 ルコウソウは縷紅草と書き、縷は糸を意味して糸のように細い葉に赤い葉をつけるこたが名前の由来だが、マルバルコウソウは丸みをおびたハート型の葉に特徴がある。 同じ熱帯アメリカ原産のるコウソウはもっぱら観賞用として栽培され、白花もあるのに、何故マルバルコウソウは野生化したのだろうか。 繁殖力がたくましいのか、フェンスの網目を埋めるように赤々と咲いていたが、通る人にはあまり見向きされていなかった。 ごくありふれてしまった野草の宿命かも。 |
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