キツネノボタン (きんぽうげ科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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木立が鬱蒼と生い茂ってきた梅雨入り前の上水左岸のフェンス脇に、直径1センチぐらいの黄色の花が! 切れ込みが深い3葉からなる葉の特徴から、キツネノボタンらしい。数日後再訪した折に金平糖に似た実も確かめられた。 図鑑によるとキツネノボタン(狐の牡丹)は田の畦など,湿り気のあるところを好み、花の終わった後にできる実が金平糖に似ているとのこと。 草丈は30〜80センチになるキンポウゲ科の多年草で、有毒植物で皮膚への刺激成分がある。 名前の由来はキツネの住んでいそうな人気のない野原に自生し、葉がボタン(牡丹)に似ているからということだが、花と実が釦に似てなくもない。狐の牡丹よりも“狐の釦”が相応しいように感じられた。 茎や葉の柄に毛が多く、果実のトゲの先がほとんど曲がらないものはケキツネノボタンと称して区別されるそうだが、上水堤に咲いていたのは茎葉に毛は見られず、人足が絶えると狐の出そうな雰囲気が漂って…。 |
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