キツネアザミ (きく科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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10年ほど前までは上水沿いの空き地などで普通に見られたというキツネアザミだが、ここ数年は見かけることもなく、もう絶えてしまったのかと思っていたところ、貫井橋下流右岸で一株と造成予定地らしい一角で出会った。 一見アザミに似ているがアザミではなく狐にだまされたようだと、その名前がつけられたとか。淡い紫紅色の花よりも壷型の総苞部分が大きいが、全体的にはスリムでアニメのキャラクターのようにひょうきんな印象だ。 中国、朝鮮半島など広く分布していて日本には古い時代に農耕とともに渡来し有史以前の帰化植物と言われている。 上水付近で見かけなくなったのは畑地が減少したためであろう。畑のへりや休耕地を好んで生息してきた。秋に芽生えて5〜6月に開花する越年生のキク科の野草で、若い葉は食べられるそうだ。 |
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