キンケイギク (きく科)

キバナコスモスでもないしハルシャギクでもないし…。鎌倉橋付近で出会って以来一年あまり、その名前が不確かだったが、インターネットで検索した結果北アメリカ原産のキンケイギクではないかと。

キンケイギクは明治時代に渡来して、花冠が黄金色で鶏のトサをイメージすることから金鶏菊と命名されたそうだ。

しかし、花が一回り大きいオオキンケイギクだとすれば環境省で特定外来生物に指定され栽培が禁止されている。

キンケイギクは花の中央部の周りに臙脂色の蛇の目模様が入っていることが多いが、ない場合もあり、蛇の目があるなしでオオキンケイギクと区別するのも難しい。見た目は美しいが実に厄介な花たちである。

また、蛇の目がくっきりと目立つハルシャギクも数輪、上水堤の縁で目にした。

近年はキバナコスモスもフェンスの内側にまで進出しており、園芸種の野生化が進んでいるのはどうしたものだろうか。

花 期
春 3〜5月 夏 6〜8月 秋 9〜11月 冬 12〜2月

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