キクイモ (きく科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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晩夏から秋口にかけてミニヒマワリくらいの大きさの、黄色の花が上水木立を染めるように咲いていた。 通りがかりの人がキクイモらしいと教えてくれた。キクイモは北アメリカ原産の園芸植物であるが、各地に野生化しており、上水沿いでも一位橋下流の新堀用水側の堤に群生している。 人家に接しているからだろう。その名は花が菊に似て、地下茎がふくらんで芋状になるからことからつけられた。 この芋はアルコールや飴の原料に用いられ、家畜の飼料にもされるが、蒸してジャガバターのようにして食べると、結構美味しいそうだ。 キクイモの草丈は1.5〜2メートルにもなり、上部で多数に分岐して茎先に頭花をつける。花の径は7〜10センチはあろうか。薄暗くなっても、この花だけは目立ち、常夜灯のように感じた。 やはり北アメリカ原産のイヌキクイモにも似ているが、イヌ…の方は地下茎が芋状にならないので、やはりイヌゴマやイヌビエ同様に食用にはならない。 |
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