オキザリス・セルヌア (かたばみ科)



桜の老木などの根元で、目にすることが増えてきた黄色の花をつけたオキザリス仲間。園芸種らしいが年末年始頃から咲いている。

名前が分からないままに月日が…。ネットで見つけた「オキザリスコレクション」によると、冬咲きオキザリス仲間でセルヌアらしい。黄花オキザリスと紹介している図鑑もある。

小桜橋付近の草丈は20〜30センチの長い花茎に直径3センチ前後の大きめの花冠をつけていた。卵の黄身色の花の先端部が5枚に裂けており、陽射しを浴びると開き、日が陰ると閉じてしまうが、夏近くまで咲き続けている。

オキザリスはカタバミ科カタバミ属の球根性植物で南アメリカやアフリカなど熱帯を中心に850種ほどが知られている。地下茎から長い葉柄と花柄を伸ばして3〜4月から秋にかけて次々に開花するが、花が愛らしく育てやすいので園芸種も数知れないくらい多く、冬咲きと夏咲きタイプがあるそうだ。
花 期
春 3〜5月 夏 6〜8月 秋 9〜11月 冬 12〜2月

     50音目次

Copyright (c) 2005-上水事典サイトの会