イヌシデ (かばのき科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
桜の開花と前後して、頭上の枝にモスグリーンの房を無数に垂れ下げているイヌシデ。 桜や辛夷のように美しく目立つ花ではないので、見逃されがちだが、イヌシデは上水樹林の中でも数多いカバノキ科の高木で、チャコールグレーの樹肌に白い縞模様がくっきりと刻まれているのが特徴である。 イヌシデ(犬四手)の名称は、花穂の垂れ下がる様子が玉串や注連に垂れ下がる紙(四手)に似ていることからで、犬はシデとは異なるの意。イヌシデの花穂が足元に落下する時期になると春が本番を迎える。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|