アフリカハマユウ (ひがんばな科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
喜平橋下流右岸で7月〜8月に太い花茎の頂部にテッポウユリのような花が放射状に咲いていた。 ハマユウ(浜木綿)にも似ていたが…ハマユウは花弁がリボン状に長くくるまっているのに対して、この花はラッパ型を。植物図鑑でユリ科の仲間を調べたが該当する花が見つからないままになっていた。 ところが、全く別の要件でネット検索していたら、インドハマユウと一般には名称されているアフリカハマユウにそっくり。名前が判明した。 明治初期に導入された時に植物学者からインドハマユウと同定され、ごく最近まで殆どの図鑑ではインドハマユウの名前で収録されているが、本来はアフリカ原産のアフリカハマユウが正式名称だそうだ。ヒガンバナ科だが図鑑によってはユリ科と紹介されているので、紛らわしい。 長さ60センチ前後もある根昆布のような幅広い葉を茂らせ、7〜8月に花茎を伸ばして散形花序に大輪の白い花を放射状につける。6弁の漏斗型の花径は10センチもあり目立つ存在だ。 地下茎も肥大してラッキョ型の球根に。近隣で持て余して上水堤に移植したのかもしれない。冬場は地上部の葉や茎の外周は枯れるが、東京近郊では茎の内部は生き伸び4月頃から葉を再生させる。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|