フジバカマ (きく科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
寄りせし人のかたみか藤袴 わすられがたき 香に匂ひつつ 紀 貫之 |
秋の七草の1つフジバカマは、古い時代に中国からもたらされた帰化植物であるという。 自然状態における生育地としては湿った場所を好み、上水堤でも新堀用水の淵にミゾソバと隣り合って咲いていた。木の下暗がりで淡い紫の花房は落ち着きと気品に満ちていた。 草丈は70〜80センチ前後、栽培種は8月から9月にかけて花を咲かせるが、上水堤では10月に入って開花。 葉は対生し、短くても明らかな葉柄がある。花がそっくりなサワヒヨドリも葉が3裂することもあるが、サワヒヨドリは葉柄がないことによって区別できる。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
50音目次へ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (c) 2005-上水事典サイトの会 |