ヒメオドリコソウ (しそ科)

上水堤でも春先の野草がいち早く咲き始める椚橋下流右岸で、ホトケノザだと思って撮った数枚は先端の葉の形や付き方が違い、図鑑で調べると同じシソ科のヒメオドリコソウだった。

ホトケノザの葉は扇状の円形に近く唇型の花が立ち上がるのに対して、ヒメオドリコソウの葉は細長いハート型で花は横向きに咲いている。頭頂の葉は赤味をおび草丈は15センチ前後。

ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産で、明治中期に東京に進入しているのが確認されている。花笠をかぶって輪舞しているように見える在来のオドリコソウ(踊り子草)に似ており、花が小さいので、その名前が付けられた。

在来種は多年草であるが、ヒメオドリコソウは一年草で、地方に分布したのは比較的に新しいというが、多摩周辺では道端や空き地に群舞していることも珍しくない。

歩く目線から見るとヒメオドリコソウの花は目立たないが、葉隠れの口紅色の花を覗いて見たくなる。

花 期
春 3〜5月 夏 6〜8月 秋 9〜11月 冬 12〜2月
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