ヒメヒオウギズイセン (あやめ科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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緑のブラインドで太陽を遮ってくれる上水木立の下でも、汗が噴出してくる8月半ば、一位橋下流の新堀用水の流れに朱赤の花穂を傾けていたヒメヒオウギズイセン。 南アフリカ原産のヒオウギズイセンとヒメトウショウブの雑種で,高さ50センチ〜1メートル程度。 明治時代の中頃に観賞用として日本に入ってきて、炎天下でも丈夫に育つので庭園や公園にもよく植えられており、その一部が野生化したと伝えられている。 身近にも多いのであまり注目されないが、花茎の左右に交互に直径2〜3センチの花がついており、原種となったヒオウギズイセンより花が小さく優しい感じがするので、その名前がつけられたそうだ。別名はモントブレチア。 水仙の名前がついているが、水仙は花茎の先に少ししか花をつけないのに、ヒメヒオウギズイセンは沢山つけ、暑気疲れを癒してくれるようだ。 |
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