ハクチョウゲ (あかね科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ツクバネウツギと並んで生垣などによく使われているハクチョウゲにも、住宅地に接しているいこい橋付近で出会った。 5〜6月に淡ピンクがかった白い小花をつけてほのかな香りを漂わせていた。目立たないが愛らしい花だ。 ハクチョウゲは沖縄、中国・台湾・インドシナ・タイに分布するアカネ科の常緑低木で「白丁花」と書いて名前は沈丁花(ジンチョウゲ科)に似ているが、花も花序も葉も似ているとは思われない。 名前の由来は丁字型の白い花を付けるかららしく、純白の花をつける種が多いとのこと。5月から6月にかけて葉腋から出る短枝に付ける花の径は1センチ前後で、花冠が5つに裂けて産毛があり、雌蕊と5本の雄蕊がある。細かく分岐して枝葉を茂らせ、刈り込みにも良く耐えるので花壇の縁や生垣用に利用されている。 原色図譜園芸植物(平凡社)によると常緑低木であるが、日本の中部以北では冬期には落葉するとのこと。鉢植えや盆栽に仕立てられることも多く園芸用には八重咲きや斑入りの葉のハクチョウゲも。 |
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