ドウダンツツジ (つつじ科)

4月下旬、いこい橋の袂でドウダンツツジが鈴なりに白い小さなベル型の花をつけていた。緑道をふさぐように枝を張っている。

ドウダンツツジは四国原産で自生地は高知県の錦山の蛇紋岩地帯だといわれている。

漢字名は『満天星躑躅』と書くそうで、元々は『灯台躑躅』と書き、それが訛ってドウダンツツジに変化したようだ。

いこい橋付近のはまさに満天星のように花をつけており、周囲まで白色光を投げかけている。

枝先に輪生した葉の間から1〜2センチの花柄の先に直径1センチ前後の花をぶら下げて咲く。

その花も可憐だが、夏季には葉が黄緑色に茂り、秋には真っ赤に紅葉して愉しませてくれる。

3シーズン楽しめるので公園や住宅地の生垣にも多く植えられている。

花 期
春 3〜5月 夏 6〜8月 秋 9〜11月 冬 12〜2月
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