アオジソ (しそ科) 



近くの農地か民家からのこぼれ種が飛んできたのだろうか。くぬぎ橋下流の新堀用水べりなどでアオジソが花を咲かせていた。

上水堤にはホトケノザやヒメオドリコソウ、アキノタムラソウ他シソ科の野草が多いが、アオジソは中国やヒマラヤ,ビルマ原産と伝えられる赤紫蘇の変種で葉が青いから青紫蘇と称され、紫蘇は平安の昔から日本でも馴染み深く栽培歴は長い。

アオジソの葉と花穂には赤紫蘇にない特有の香り・シソアルデヒドがあり防腐作用があるので刺身のツマや冷奴、そーめん・うどなどの薬味として使われお馴染みだが、花は秋口に開花。シソ科特有の唇型の花は直径5〜6ミリ、淡い紫がかった小花が縦長の穂咲きになっている。

草丈は50〜60センチ以上もあり対生した広卵形の先の尖った葉は大葉と呼ばれるくらい大きくなるが、花はヒメオドリコソウ並みのミニサイズだ。

野菜図鑑によるとアオジソの葉にはビタミン・ミネラルが豊富でカロチンとカルシウムは野菜でトップクラスの含有量。赤紫蘇には香りこそないがカロチン以外はほぼ同じ組成で食欲増進作用、殺菌作用、健胃作用、整腸作用など料理のあしらいにしては大きな力を。

花 期
春 3〜5月 夏 6〜8月 秋 9〜11月 冬 12〜2月

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