アマチャズル (うり科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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場所を教わり、その花を図鑑で目にしていなければアマチャズルの花に気づくことはなかったに違いない。何しろ薄黄緑色のヒトデ型の花の径は4〜5ミリ足らず。 商大橋付近のフェンスにからまっている蔓の所々に1センチほどの花柄を伸ばして、8月初旬その先にまばらな房状に花を付けていた。 周囲にはヤブガラシが盛んに蔓を伸ばしており、ブドウ科ヤブガラシの葉もアマチャズルの葉も通常5枚の小葉からなり、一見酷似しているから困ってしまう。 アマチャズルの葉面には細毛が散生して柔らかい質感に対して、ヤブガラシの葉には毛がなく蔓や葉脈が赤紫がかってごつい感じだ。 アマチャズルは北海道から琉球、中国・マレーシア・インドなどに分布する多年生のツル植物。葉を噛んで見るとわずかに甘いので甘茶蔓。消炎や鎮静作用があり漢方では生薬名は七葉胆。 1970年代に薬用朝鮮人参と同様の有効成分サポニンが70種類以上含まれる」と発表されて、一時はアマチャズル茶ブームに。実際にはそれほどの効用は…? |
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