アキカラマツ (きんぽうげ科) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7月から10月にかけて上水の土手の所々に、やや黄色味をおびた白い花が茎の先に円錐形に群がって、たくさんの小花をあふれさせている。 花には花弁がなく、花びらに見えるのは萼で多数の長い雄しべが目立っている。 夏から秋にかけて咲き、満開になると花穂全体がカラマツの木のようにも見えるので『秋唐松』の名がついたと聞いている。 この野草の茎や葉は腹痛、胃カタル、下痢止めに効き目があり胃癌の民間薬として用いられている。 粉青白色の特徴ある色調の楕円形をした小葉を、歯でかんでみると苦く、薬としての資格を感じさせる。 草丈は1〜2メートルに及ぶ背高ノッポもあり、他の野草に混じってツンと頭を出しており、小樹木のようでもある。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
50音目次へ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (c) 2005-上水事典サイトの会 |