小平市玉川上水を守る会編



『緑道計画』

線道とは、都市公園の一つで、道路と公園緑地の中間の性格のものである。災害時の避難道や生活の安全を図るために設けられた緑地とされている。植樹帯、歩行者優先道、自転車路などを意味する。

近年、人と自然との調和した、人間的なのどかな道、等が求められるようになった。

都市化による自然環境の破壊から、歴史的価値ある玉川上水を永遠に保存し、散策の場所として整備し、後世に伝えるべきであるとする、多くの都民の要望を受け、東京都は、昭和48年(1973)3月、「玉川上水みどり計画」を基に、自然環境の保護と、野外レクリエーションの場としての利用(自然景観の保護と活用)と称する、両岸の堤の上を公園とし、緑道化する。林間散歩道作りを決定した。

この玉川上水緑道は、三鷹市の弁礼橋から、福生市の平和橋まで約23`で昭和56(1981)に開設された。

小平市内の区間は、昭和55年(1980)前後の時期に工事が行なわれた。

初夏の玉川上水緑道


晩秋の玉川上水緑道
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