小平市玉川上水を守る会編



緑の保全計画』
小金井公園正門前付近の
上水堤の桜
新緑が滴る小平市内の
玉川上水

東京都の「東京における自然保護と回復に関する条例」では自然保護を特に必要とする区域に対し、自然、環境、緑地、歴史環境の三種類を定め、保全区域として知事が決定、指定とともに、保全区域における自然の保護のための規制、または、施策に関する計画(緑の保全計画)も知事が、関係区、市の同意や住民の意見を聴集する措置を実行の後、決定し、その保全の事業は、東京都が執行することとされている。

玉川上水は、平成11年(1999)3月、条例に基ずき、歴史間環境保全区域の指定(条例31条)を受け、合わせて、保全区域における、指定後の自然の保護のための施治に関する指針である計画(条例32条、33条)(緑の保全計画)も、知事決定、公告された計画の内容は、連続した緑地帯であることから、地域との連携を前提に、地域毎の特性を考慮して10種の植生の管理タイプに細分した地域の植生別とする方式となった。

小平市内では、小平水衛所から商大橋の区間は雑木林落葉広葉樹タイプ、商大橋から小金井公園の区間は、小金井サクラタイプと名称し表示され、雑木林における保全管理の取り組みの考え、管理のあり方が、また小金井桜に対する保全管理の取り組み方等が示された




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