小平市玉川上水を守る会編



          『玉川上水を守る会』

『小平市玉川上水を守る会』 30周年記念
して 2004年9月26日に開かれた杉本苑
子さんの講演会


講演会と同時に開催された『玉川上水
資料展』 於:小平市中央公民館


昭和40年(1965)淀橋浄水場が廃止された直後、東京都は武蔵野
市の玉川上水の水路に水道管を敷設し、フタをする工事をすす
めようとした。

これを知った住民は翌年4月 「玉川上水を守る会」を結成、市内
に住む金子光晴、野田宇太郎、中村草田男、田宮虎彦、水原秋
桜子、扇谷正造氏ら文化人、作家が賛同の名を連ねた。

会では玉川上水の暗渠・道路化を防ぐだけでなく、玉川上水に
残された自然と緑の保全を求める請願を都議会に提出、請願は
5年後ようやく採決され、玉川上水の埋立て、道路計画はタナ
上げされた。同時に文化財(史跡)指定の申請も行っている。

家庭用廃水が流れ込んでいた野火止用水の復活を願う市民運動
も盛んになった。中心になったのは 「平林禅寺の自然と文化を
守る会」(代表者:中西悟堂氏) で、東京都はその願いを聞き入
れ、昭和48年施行した都自然保護回復条例の第1号として野火
止用水を指定、同59年通水が実現した。

昭和49年(1974)7月には「小平市玉川上水を守る会」(代表:松
井宏中氏)が発足。夏場の渇水期に 小平監視所下流の放流を全
面ストップするとの都の方針に反対の声をあげたのが契機だっ
た。
平成15年(2003)には沿線の保護団体の連携を目指す「上水ネット
」(事務局:瀬能誠之氏)が発足、20団体が参加した。


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