2008年5月28日〜6月3日 
そのN コンフェデレーションブリッジ
あっという間にプリンスエドワード島での2日間は過ぎて、島を去る朝を迎えました。心配
された天候は2泊3日とも稀に見る晴天!空も湖も海もコバルトブルーで、森も農地もは目に
しみるようなグリーン!キャベンディッシュの赤い土との対比は最高で幸せでした。帰路は島
とカナダ本土をつなぐコンフェデレーションブリッジを渡るルートを。
コンフェデレーションブリッジは最新の技術を駆使して1997年に竣工開設され、長さ13キロ
当時、海を渡る橋としては世界最長。ドライバーが気を緩めないように適当なカーブやアップ
ダウンが設けられ、周囲の景観も楽しめるように配慮されているそうです。

元はハーバーだった橋のたもと付近には小さな灯台があり、周囲ははマリーンパークとして、
コンフェデレーションブリッジの優美な曲線を一望できるスポットになっていました。


マリーンパークの一角のスーベニールショップでは、赤毛のアンのコスプレも楽しめるコー
ナーがあり、ツアー仲間は次々にアンに変身!シルバーのアンもなかなか似合っていました。
13キロの橋を渡り終える頃から雲行きが怪しくなり、雨もポツポツ。車内では「私たちって
本当に天候に恵まれていたわね」と口々に。モンゴメリ女史は『赤毛のアン』物語では、グ
リーンゲーブルスの家そのものよりも、キャベンディッシュの自然景観の描写に魂を込めて
あり、その物語を初夏の青い空の下で旅することができたことに感謝!赤毛のアン有難う!

プリンスエドワード島の天候は80%は雨か曇りか霧と覚悟はしていたものの、青い空に恵まれ
ました。その幸運切符のおまけでしょうか。帰途のハリファックスでは濃霧のためフライトが
6時間も遅れて、デトロイトでの乗り継ぎ便に間に合わず、延泊することに。延泊が決定した
瞬間、私は心の中では喝采してしまいました。ハプニングも旅の楽しみの一つです。上は
Anne of Green Gables 100年記念として限定出版されたモンゴメリ女史のスクラップブッ
クの豪華複製本で、現地でしか手に入らないレア本。39ドルプラス消費税でした。
 
・・・ the end ・・・・