イギリス人の心の故郷 昏のメモリーから
   No.5
コッツウォルズの村々へ


Cotswold District

6月9〜10日


ストラットフォード・アポン・エイヴォンで1泊した翌日は、日本でも

人気の高い工芸家ウィリアム・モリスが愛したコッツウォルズ地方へ。



リトルヴェニスの別名もあるボートン・オン・ザ・ウォーター。コッツウ

ォルズ地方は“蜂蜜色の家並み”でも有名です。石壁が蜂蜜色

のライムストーンでできています。光線の具合で色調が様々に

変化するのもすてきでした!


Cotswolds Map




ストラットフォードからローマンバスで有名な古都バースに向かう途

中には、コッツウォルズと呼ばれるなだらかな丘陵地帯が広がって

います。ロンドンからも 150〜200キロ圏の三角エリアで、そこには

400年以上も昔の景観そのままの小さな村が30前後も点在しており

ます。それらの村々はグリーンフィールドに散りばめられた真珠のよ

うに感じられました。行けども行けども印象派の絵画のような田園風

景が広がり、W・モリスがコッツウォルズを『地上の楽園』と呼んで、

その楽園の草花や木々をモチーフに壁紙をデザインしています。ク

ロスや椅子のシート、食器にも使われているのでお馴染みでしょう。

Cotswoldは古英語で“羊小屋のある丘”という意味だそうです。



Photo Album 1   Bourton on the Water
リバーサイドには遊歩道と
オープンテラスが続きウォ
−キングも楽しみ!
蜂蜜色のタウンハウスの窓
に聖ジョージ赤十字マーク
のイングランド国旗が!
真昼の太陽の下では色白に、
夕映に頬を染めるように赤み
をびる石壁。
 
 
コッツウォルズで、最初に立ち寄ったボートン・オン・ザ・ウォーターは、リトル・ベ

ニスの愛称で親しまれている小さな村です。村の中心地を流れるウィンドラッ

シュ川は川幅7メートルほどで、眼鏡橋や三連橋などユニークなデザインの橋

がかかり、川辺の散策を楽しめるように遊歩道やお洒落なティールームが並ん

でいます。中心地を少し離れた住宅街には『B&B』の看板を掲げたタウンハ

ウスが目立ちました。B&Bは Bed&Breakfast 早い話が民宿で、リタイア

して子供たちも独立した老夫婦が、空き室を利用して
民宿を営んでいるケー

スが多いそうです。日本円にして1人1泊5,000円ぐらいでした。


日韓で開催中のワールドカップで地元イングランドチームを応援するために、イ

ングランド国旗を窓に貼りつけているファンの住まいも目に付きました。さすが!

フットボール(サッカー)発祥の地です!いや、クレージーと言った方がいいかも。



       

W・モリスのデザインした壁紙
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 www.the-cotswolds.org