グラスミアのほとりにて
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湖水地方ではグラスミアのほとりに2泊しましたが、宿泊先のホテル・シ

スルミアの目と鼻の先に、Dove Cottage(ダブ・コテージ)があってびっく

りしました

dove(鳩)ならぬカッコ−の鳴き声で第一夜が明けて、早朝、ホテルの周

囲をブラブラしていましたら、路地の突き当たりに小さな紺色の案内板が

目につきました。Dove Cottageと書かれた白い文字に、まさか!と半信

半疑でしたが、その素朴でこじんまりした家が、ワーズワースの旧居Dove

Cottageでした。ひっそりとして目立たないけれど、ワーズワース・トラスト

によって、地域全体がかつての姿のまま息づいて!





1799年〜1808年、ワーズワースが29歳から38歳まで創作活動に
一番脂の乗りかかった時代に過ごした住まい。




Dove Cottageへの路地入り口。この付近の
伝統的な石壁造りの家と塀の集落は、18世
紀で時計の針が止まったよう。





湖水地方に生まれたワーズワースは1799年12月に
妹のドロシーと、このDove Cottageへ移り住み
ました。
Dove Cottageは元は旅篭だったそうですが、ワーズ
ワースは草木を植えたり、井戸を掃除したり、日常作
業のかたわら創作活動に勤しんで、り晴耕雨読の生
活の中で多くの傑作が生み出されたそうです。



宿泊したホテル・シスルミアの美しい全景


ホテルの敷地の一角。背後には羊を放牧した牧場が。

 


透き通るような湖水グラスミアに面したホテルの
ガーデン。ミアmereは古語で湖を意味する言葉です。


グラスミアのカフェ・レストラン。レトロな建物が
小さな集落にそのまま生かされて…。
   

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